さらば火星人、東スポ断末魔の巻

　​​​​​「あと２〜３年で潰れる」


　……東京スポーツ新聞社………「東スポ」が崖っぷちの経営危機に直面しているという。その打開策として希望退職を募ることになったのだが、これはその説明会で経営幹部が明かした言葉。
⬜︎………東スポといえば人面犬に UFO 、火星人、カッパ、ツチノコ、………無数のエンタメ・スクープで世間の信用を得て…………いなかっただけに東芝やオンキヨーといった上場企業の倒産危機を伝える一報と違ってなぜか悲壮感が漂ってこない（笑）😂……​​​​スクープを決めてくれた、文春砲には申し訳ないのだが……。​​​
​​　………しかし、まあ……スマホがこれだけ普及しちゃったら、駅売りの娯楽紙……失礼、夕刊なんぞに手は伸びてこんだろうなと😔。だが、東スポが経営危機に陥った原因はそれだけではないという。
　文春オンラインなどによると、東スポの売り上げはネットが普及し始めた９０年代中頃をピークに低迷期に入り、２０１９年５月の決算では約２０億円の赤字を計上。この説明会では約３５０人いる社員のうち、１００人をリストラする計画が明らかにされた。退職期日は６月末。対象は４５歳から５９歳の１６０人というから、計画が予定通り実行されれば、この年代の社員は６割以上があと２ヶ月ほどで会社を去ることに😫。
⬜︎とはいえ……ネットの普及が紙媒体を駆逐するなんぞ、サルでもわかっていたこと。そこで同業他社が取った生き残り策は、本業はデジタル媒体にも触手を伸ばし、副業は不動産を中心とした資産運用で本来のマスコミ会社としての体制を維持していくというものだった。
⬜︎しかし、​​東スポは………​​​そんな副業には、わき目もふらず一心不乱にUFOや👽火星人の背中を追っかけ回していた………らしい（笑）

　………かと、いってその知名度を使って………「東スポ信金」とか「東スポ生命」………なんかやり出しても契約とれんだろうし😫………

　会社帰りのサラリーマンが電車の中で東スポを申し訳なさそうに広げ………日曜日の G I  で一攫千金を夢見ていた古きよき時代を知る私、フェイク老中としては “ ​​東スポ文化 ​” が余命２〜３年ではあまりに寂しすぎる………😢。


　……東スポに……​​天文学級の借金を背負った米沢藩を経費節減で立て直した上杉鷹山や​​​​​経営の合理化で破産寸前の備中松山藩を救った山田方谷のような救世主が出てくるコトを望んでやまない………🤔​​​