PR

ドリフか! 自民党総裁選をよく考える

経済・社会・政治
この記事は約3分で読めます。

     アベノミクスからスガノミクスへ

 日本憲政史上最長の7年8ヶ月に及ぶ長期政権を担った、安倍晋三首相が持病の悪化から辞任を表明。憲政じゃなければ………圧巻の在位50年、55人もの子どもをもうけた徳川11代将軍 家斉という前例もあるが。
 同時に前期高齢者を対象にした『 ド忘れ クイズ 』の定番、
 「森友、加計、桜を見る会……どんな逆風もかわして、かわして長期政権を続ける安倍晋三総理ですが、安倍さんの前の総理大臣は誰ですか?」 という問題も終わり。答えは…………CMのあとで。
 さて、総裁選(8日告示 14日投開票)。今回は「通常時」ではなく、「緊急時」という党則に基づく判断で国会議員票と地方票だけで選出される方式に。裏を返せば自民党の元老というかキングメーカーというか………派閥力学でどうにでも操作できるルールとした上での争い。さらに裏を返せば派閥力学で操作できない全国の党員………平たくいうと自民党ファンクラブ会員の投票権は、はく奪とした。
 こうした背景には苦い過去が。2001年の森喜朗首相の後任を決める総裁選で自民党 “ 元老陣 ” は派閥力学で橋本龍太郎の再登板推しを決定。これまでの権力構造でいけば、これで決まりだった。が! 想定していたほど元老陣の圧力がファンクラブに及ばず、まさかまさかの小泉純一郎首相が誕生してしまった。が! こうした背景にも苦い過去が。その前年の2000年4月。小渕恵三首相が脳梗塞で倒れ、その1ヶ月半後に死去していることからもわかるように、再起不能による後任の首相選びが急務となった。そこで、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
いわゆる「密室の3人」と言われた元老たちは………
 「森ちゃんで、いいんじゃねぇか?」
 一国の総理総裁がこんなんで決まってしまった。
総裁選もなしに………​​​​​​​​​これには、非難ごうごう
 そんな黒歴史の教訓から今回出馬表明したのが菅直人………違う……菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3人。
 が、実際は単なるパフォーマンス選。当たり前のごとく岸田派が岸田文雄、石破派が石破茂を支持するものの他の細田、竹下、麻生、二階など5派閥は菅 氏支持を表明。まったく勝ち目のない岸田、石破の両氏は来年行われる時期総裁選へのCM目的出馬? そこで…………問題の答えは​​野田佳彦​​です。
 で、この総裁選で策定通り、菅官房長官が圧勝すれば京大、立命大、日本女子大などの創設に携わった西園寺公望以来、108年ぶりの………12月6日生まれの内閣総理大臣誕生となる………。
 ………突然の方式変更で3候補によるキャンディーズ・カルトクイズ対決なら石破茂、カープ・カルトクイズ対決なら岸田文雄総理誕生なんてサプライズもあり得るが………って ド、ド………
 ドリフの大爆笑かい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました