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あるか? 新・軽減税率9%………

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   令和元年10月の「消費税1割」まで2ヶ月足らず……。

 ここへ来て、国税庁が軽減税率「対象内」or 「対象外」の境界線事例集を追加した。それは、野球場内などの売店で買った飲食物のケース。軽減税率は基本、食品8%据え置きの対象内、ただし外食の場合は10%で対象外とされてきた。
 ので…………普通に考えればスタジアム内でついつい手を出してしまった、ホットドッグ…………食材じゃなくて調味料ベースの味イマイチなやつ………は、生活必需品でもないので10%…………ですよね。ですが………売店のテーブルやベンチで食べたら10%、観客席に持ち帰って食べたら8%にするんだと。せっかく10%払って、売店のベンチで食ってたら……………隣に体臭キツ過ぎの黒人一家がドカドカと座り込んで来て、大声で話始めた………それも聞いたコトもない意味不明の言語で………頭痛発生、頭痛発生。席に戻って食おう…………こういう場合はレジで申告すれば、1%返してくれて9%となる“ 新・軽減税率 ” が適用される………ただし、半分以上食ってしまってからだと9%適用外になると国税庁が追加指針を公表………しません、しません。
 今回、国税庁が示した境界線ルールは野球場に限らず、ディズニーランドでも数万円は下らない劇場のプレミアムシートでも同じこと。元々、貧困層救済のために考え出された「軽減税率」なのに………
 その著書『稽古談』で知られる江戸時代後期の武士で経済学者の海保青陵(1755〜1817)は、「上手は民間を豊かにさせてから吸い上げる手法、下手は民間の首を絞めて無理矢理に搾り取る手法」と説いているが………軽減税率とは名ばかりで小泉改革以来、この国は後者に傾いているような気がしてならない………


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